夏の終わり

穏やかな日曜日だな。これは夏の終わりだ。
夏の終わりはいつもなぜか「すべてが遠い」という感覚になる。
街の雑音が遠くに聞こえるような不思議な感覚。
どれだけ歩いてもたどり着かない砂利道。
それは市民プールで遊んだ後の帰り道。
深い群青の空、もくもく入道雲、蜻蛉の群れ、遠くの工場の音、
口数の少ない人たち、逃げ水を追いかける私……。
今年の夏の終わりには特にそんな感覚に浸り、あれこれと物思いに耽ってしまう。

Comment(0)雑記

三軒家界隈ぶらぶら

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 晴れた日曜日の午後、妻と大正区三軒家界隈を歩く。三泉商店街は日曜日が休日なのか、それともこれが日常なのか軒並みシャッターが下りている。どこもかしこも厳しい状況の商店街であるが……。

 三泉商店街から泉尾商店街へ。私たちが「おばさんの喫茶店」と呼んでいた喫茶店が4月に閉店していたのをドアの張り紙を見て知った。母が近くの病院に入院している頃に数回しか入ったことがないが安らげる場所で私たちのお気に入りの店だった。珈琲を注文すると「何かちょっとつけましょか?」といつもシナモントーストをサービスしてくれた。

 泉尾神社近くのアイスモナカの店で私はひやしあめ、妻はアイスモナカ(抹茶)をいただいた。ひやしあめはすっきりとした味で美味い。アイスモナカは皮が口の中の上側のくっつくことなくサクサクッとした軽い食感で食べやすい。甘すぎることなく後味爽やかである。
 高校時代には部活の帰りに仲間と立ち寄り、かき氷を好んでよく食べていたのだが、中でもオレンジ味のかき氷が最高だった。店主のおばさんに聞くともう20年前くらいからかき氷はやっていないという。夏の暑い日でもかき氷を食べるお客が一人か二人くらいしかいないということでやめたそうだ。非常に残念!
 この店を始めてからもう58年くらいになるらしい。近くに来るときには立ち寄ろうと思う。これからも元気で頑張ってほしいと願いつつ店を後にした。

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カタチあるものはいつか……

 先日、友人と飲んでから帰宅。ちょっと酔っていたのでパジャマに着替えるときにふらつき危うく転けるところだった。しかし手をついたところが妻が大切にしている物の上であったため、そこに飾ってあった物を全部ひっくり返してしまったのである。古い膳を破壊し、古伊万里の小皿の縁を少し欠けさせた。もちろんそれらはまったく高価なものではないが、妻のお気に入りの物。やっちまったのである。
 それからはことあるごとに妻は少し冷やかな笑い顔をして「すぐにじゃなくても絶対に金継ぎをしてもらうから」と迫る。
 こちらも壊した責任は感じており、無論修理させてもらうつもりでいるが、金継ぎするのに一万円近くするセットを買わなければならない。これがちょっと痛い…。アロンアルファではダメか? あ、ダメなのね……。

大正100人に入れてもらった!

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『OURS.』という「借り暮らし」をテーマにしたWEBマガジンがあります。団地で暮らすということにあらためて目を向けさせてくれる興味深い記事や写真で構成されているのですが、わりと大正区ネタが多く取り上げられていたので私も以前からちょくちょく覗いて読んでおりました。見ていただくとわかりますが、興味ある団地や人がこれまた素敵な写真で載っています。
 で、このたび、写真家・村東剛さんの紹介を受け、大正区を愛する元・大正区民として私も「大正100人に聞きました!」ページで大正区についてちょこっと書かせていただきました。お暇なときにでも見てやってください。よろしくお願いします。
大正区はおもろいよ!!

あなたにこの“うんこ”本を!

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 地元の図書館へ行くと、館内の中央にある図書展示棚にイラストを担当した本『うんこがへんないきもの』(早川いくを著/アスキー・メディアワークス)が並べられていた。
 どういうことなのか調べてみると、『うんこがへんないきもの』が『大阪市立図書館 「あなたにこの本を!」選定委員会』に推薦される一冊に選ばれたということである。うわお!
「知識・教養を深める」のカテゴリーに大阪市立図書館職員の方が紹介文を書いてくれている。大阪市立図書館の職員さんは素敵だなぁ。

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野田のえべっさん

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 昼過ぎから晴れてきた。
 野田恵美須の宵戎へ。
 今年は「商売繁盛!たのんまっせー!」と声を大にしてお願いしたい。通常通りに正面から参拝してから、えべっさんに近い本殿の裏手からもお願いした。えべっさん、ホンマにお願いします!
 引いたおみくじは「吉」だった。
 振る舞い酒をいただき、境内に置かれる大きく立派な鯛鉾を拝ませてもらった。

風邪ひき年末年始

 今年の風邪はしつこいという噂は本当だった。
 先月の中頃から妻とふたりで風邪をひいてしまったのだが、なかなか治らない。
 これまでは体調が少しすぐれないときでも少々のことでは風邪をひいたとは認めずに誤魔化しながら乗り切って来たのだが、今回はとぼけられないほどに強い寒気に襲われ熱を出してしまった。無念であるが今回は負けだ。風邪をひいたと認めざるをえないと観念して医者に診てもらった。
 ずいぶん長引いてしまったがそれもあと少しで治りそうだ。咳が時々出る症状が残っているだけ。
 先月の中頃、私と同じ時期に熱を出し物が食べられなくなった施設の母も、まるで私と同期しているように徐々に回復しつつある。昨日ようやっと点滴を外してもらって経口摂取を始めた。
 そんなこんなでここ数年、我が家は、いつの間にかに年を越し、いつの間にかに年が明けている、といった感じなのである。

2017年 あけましておめでとうございます。

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 あけましておめでとうございます。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 2017年が皆様にとって良い年でありますように。



 正月はめずらしく書き初めなんぞをやってみた。
 自分の書いた字を見て、その下手くそさにあらためて驚いた。練習しなくても大人になったらいつの間にか上手くなっている、なんてことはないのだな。下手くそは下手くそのままだった……。
 が、しかし、下手くそがゆえの面白さや楽しさがあることに今回気づいた。
 今後は時々遊んでみようと思う。高価な道具を使うことなく、けっして極めないというスタンスで。

わからんと言え!

 先日テレビを見ていたとき、芸人コンビの博多華丸・大吉の華丸氏が笑いのプロフェッショナルとして「笑い」について訊ねられた際、まわりがどんなタメになる名言が出てくるかと待ち構えているなか、「笑いのことはわからん!」と博多弁なまりの大声で吐き捨てたのが、私には非常に気持ちよく、かつ面白かったので大笑いしたのだが、それを一緒に見ていた妻がこちらに向くなり、「誰かに絵のこと訊かれたら『絵のことはわからん!』て言わなアカンで」と厳しい表情で言うのである。

 それはおそらく私が日頃、自分のことは棚に上げて、他人様の絵についていちいち批評をするものだから、偉そうに分かったことを言うんじゃないという意味の忠告だろうと思われる。よくもまあ、私の悪いところをチェックして覚えているものだと感心する。

 私自身も、時に少々感情的になって、自分の言ったキツイ言葉に、ちょっと言い過ぎてしまった、言わなければよかった、と内省することがある。

 しかし、である。私の口から出るのは批判ばかりではない。私は、つまらない絵にははっきりとつまらんと言っているが、良い絵にはちゃんと良いと言っている。つまり自分が感じた正直な感想を言っているのだ。どれほど自分のことは棚に上げているとしても。(そこんとこだけ今後注意しようと思う)