『清十郎の目』装画

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『清十郎の目』(吉村龍一著/中央公論新社)の装画を描かせていただきました。
 昭和初期の東北。貧困と差別、厳しい運命を背負った男と女の物語です。重い内容ですが、ぜひ読んでほしい物語です。
 ちなみに装画で描いたモチーフ「何も実らないような荒れた地面と血と汗で黒ずんだ柄の使い込まれた斧」はこの物語の象徴です。
 このモチーフをどう見せるかを提案したラフ。
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 出来上がった本。タイトル文字とデザインが素晴らしい。デザイナーは片岡忠彦さん。
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 11月17日発売です。ぜひ読んでみてください!


清十郎の目

佐藤賢一著「ファイト」挿絵3

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 中央公論新社創業130周年記念企画で創刊された『小説BOC』で連載する佐藤賢一さんの小説「ファイト」の扉絵と挿絵を描かせていただきました。
 モハメド・アリの物語。第三試合(第三回)はジョージ・フォアマン戦! 言わずと知れた“キンシャサの奇跡”だ!
 扉絵はロープ・ア・ドープで好機を待つアリを描いた。
 挿絵はフォアマンの一瞬の隙を見逃さなかったアリの強烈な一撃。

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渥美清没後20年の夏

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 今年渥美清没後20年。ちなみに8月4日が渥美清の命日で、8月27日は寅さんの日だそうだ。
 今夏は渥美清に関する特集番組とドキュメンタリードラマを視聴し、渥美清に関する本を多く読んだ。
 最初に読んだのが、先日ドラマにもなった小林信彦の『おかしな男 渥美清』。渥美清と親しかった(晩年は疎遠)著者の記憶・記録による渥美清との思い出話であるが、その視点はどこか冷たい。著者が渥美清を友として受け入れていないのだ。なんとなく渥美清を教養のない者として見下している。渥美清を、自分があたかも教養があるように見せようとして気取っている、というようなことも書いている。ちょっとひどい。寅さん風に言うなら「小林、てめえ、さしずめインテリだな」といったところ。私が思うに、おそらく著者は渥美清に憧れと劣等感を持っていたのではないかと推測する。
 この本には他に、ある先輩喜劇人にいやがらせを受けていたなど驚く裏話も多くあった。
 あまりに読後感があまりよくなかったので、さらに他の渥美清に関する本を読むことにした。
 14年間も付き人だった篠原靖治氏と、晩年の8年間、個人的に親しくしていた芸能記者・寺沢秀明氏の二人の見た渥美清は、教養があり人情味たっぷりの人物像に書かれている。そして寅さん以外にはもうなれない渥美清の苦悩と、病気と死の不安と戦う姿がそこにあった。
 小林信彦が距離を置いたところから見た“渥美清”と、すぐ傍に付き添い、少し贔屓目で見た“渥美清”、いずれも本当の“渥美清”だろうが、これらを合わせて浮かび上がってくる渥美清像に私なりに折り合いをつけることができたので、ようやくすっきりとして『男はつらいよ』シリーズをこれからも観続けることができる。

雑誌『Tarzan』・『これが世界の一流品』イラスト

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 雑誌『Tarzan』(マガジンハウス)で連載している『これが世界の一流品』ページのイラストを描かせていただきました。
 毎号、逸品を選び紹介するページで、左ページが取材本文と写真、右ページが勝手に作る広告風のポスターぺージである。今号で紹介するのは「ダクトテープ」。ただの粘着テープと思いきや、実はすごく様々なシーンで役に立つ優れものであり、なんとあのアポロ13のトラブルには無くてはならない救世主になったそうだ。このちっぽけな粘着テープが、3人の宇宙飛行士の人命と大国アメリカの威信と巨額の予算を投じた宇宙開発計画を救ったとは……。
 担当編集者からの依頼には、粘着テープを紹介するのにあたって、そのギャップを面白く左右のページで出すのが狙いであることと、アポロ13の発射シーンは「大げさ」「迫力」「わかりやすさ」を念頭に置いたうえで自由に描いてもらいたいということだった。

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『Tarzan No.701』は8/10発売。

↓なんと表紙イラストはタケウマさん!
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佐藤賢一著「ファイト」挿絵2

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 中央公論新社創業130周年記念企画で創刊された『小説BOC』で連載する佐藤賢一さんの小説「ファイト」の扉絵と挿絵を描かせていただきました。
 モハメド・アリの物語。第二試合(第二回)はジョー・フレージャー戦! 宿敵との激しい戦い!

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『熱闘! 介護実況 -私とオフクロの7年間-』カバーイラスト

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『熱闘! 介護実況 -私とオフクロの7年間-』(松本秀夫著/バジリコ)のカバーイラストを描きました。
 モノクロの極々シンプルなレトロ・マイクのイラスト。
 カバー全体のイメージも白黒で抑えたトーンなのは言うまでもなくデザイナーの意図があるはずである。親の介護というものが、親子にとってどのような色に見えるのか。暗い色、明るい色、簡単には着けられないものだろう。読む人の先入観にならないように色を着けなかったのではないだろうか。
 ちなみに著者は、野球、サッカー、競馬などスポーツ全般の実況で知られるニッポン放送の看板実況アナウンサー。バラエティー番組のパーソナリティーとしても活躍されている方である。

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『日米艦隊出撃(1)』装画

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『日米艦隊出撃(1) -東京同時多発テロ勃発-』(齋藤穣著/電波社)の装画を描かせていただきました。

(以下は表4の紹介文から抜粋)
 20XX年5月、東京では空港や駅などを狙った大規模な同時多発テロが発生した。現場の痕跡から中国軍関係者の関与が濃厚となるが、日本政府の発表に対して中国側は激しく反発し、日中の対立は一気に高まる……。戦慄の近未来シミュレーションノベルス。

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『日米艦隊出撃(1) -東京同時多発テロ勃発-』